丸五そば屋
営業時間:11:00〜17:00
定休日:日曜、祝日
テーブル上の調味料:胡椒(ギャバンブラック)、一味唐辛子、わさび
ティッシュの有無:店内BOXティッシュ1個
接客:気にならない
画像:もり天 788円

山形の蕎麦事情を調べていると『まるごそば』の話はどうしても耳に入る。とにかく蕎麦が大盛りで、ゲソ天皿とセットの『もり天』が人気メニューだというのだ。大盛りだの油モノから離れる意味もあって入った蕎麦の道だが、まあこういうのもいっぺん食べてみなければわからないじゃないか!と自分を言いくるめ、山形大学校門前の『丸五そば屋』に足を運んだ。
まず「あら?」と思った…確かに噂通りに『もり天』はあるが、聞いてた値段より随分高い(600円台だと聞いていた)。まあ、コレを食べに来たのだからと戸惑いつつも注文…さすがに校門前だけあって、店内は学生や学校関係者が多いようだ。隣の男子学生2人組の声が大きく、聞きたく無くても聞こえてくるのだが、肛門のシワが伸びきる程つまらなく(車で旅行に行った時のことを異常に細かく報告してるんだけど、何の事件もドラマもなく当然オチもない…しかし、話してる本人はそれなりに楽しそう)、しかしそんな様子がリアルに学生らしくてちょっと懐かしくなる。後から入ってきたアジア系留学生2人の流暢な英語会話の方に耳を傾けてると『もり天』がやってきた。

「まあまあかな…」第一印象はこんな感じ。思ったほど盛りはよくないし、原物を見てハッキリわかったのだが、これはボクが望んでた『もり天』ではないらしい。おそらく系列店ではあるけど、他の2店とはちがった展開をしているのだろう。しかし、結果的においしければそれはそれで当たり!とにかくうまけりゃ当たりなのだ!いつもの手順通り、まずはそのままの蕎麦をすする。「ううっ、やっちまった…」立ち食い蕎麦とまでは言わないが、つなぎたっぷりのウドン粉蕎麦だ。来る前から十一だの二八だって蕎麦ではないとわかっていたし、ウドン粉蕎麦も嫌いではないはずだけど、自分が思ってる以上にボクの舌は贅沢になっているらしく強い違和感を訴え続けている。
いやしかし、ゲソ天やナス天がきっとボクの舌をジャンクフードの世界に戻してくれるはず!油だぞ!お前が大好きな油だぞ!そんな事を考えながら、ツユにザブリとつけたゲソ天をほおばる「うん、サクサクでうまい!」、続けて蕎麦をヅルルル〜ッ「うわーただでさえ薄かった蕎麦の香りが、油と絡んだらさらに薄くなってしもーた!」。その後は、どうにかおいしく食べようとワサビを多量にのせてみたり(この店はテーブルにワサビが置いてあるので使い放題なのだ)、ネギを絡めてみたり試行錯誤(というか錯乱行為的な…)してはみたが、徒労に終った事は言うまでもないだろう…
《結論》ウドン粉蕎麦やゲソ天に罪はない。自分が現在欲してるのは蕎麦粉の強い香りである事を忘れていたボク自身が悪いのだ。今後はこういった事態を招かぬよう、情報の取捨選択に関して店選びの優先項目の把握を取り違えぬ努力を怠らぬよう心がけたい。(蕎麦一杯の話に何をそこまで…と、笑っていただければコレ幸い
再来店の可能性:△
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