近江屋
営業時間:11:30〜14:00、16:00〜20:00
定休日:不定休
テーブル上の調味料:一味唐辛子、胡椒(ギャバンブラック)、酢
ティッシュの有無:店内BOXティッシュ1個
接客:気にならない
画像:もりそば 550円

七日町から東に2本ほど入った通りにある老舗で、なんと創業80年になるという。以前からこのあたりを散歩していて、おいしいかそうでないかは別として一度入ってみたいと思っていた店の一軒だ。暖簾をくぐると、店奥にドーンと大きな蔵の扉がある。中は座敷席になっていて普段は開いているそうだが、この日は三が日の真只中で客も我々だけ…襖が閉められていた。テーブル席に腰を降ろして『もりそば』を注文…厨房をチラッとのぞくと、応対してくれたおばちゃんが1人きり…テキパキと動く背中にウドン粉蕎麦じゃないことだけ祈って茶をすすった。

「はい、どうぞ」おばちゃんが置いた盆をのぞきこむ、おおっ!いい意味で予想を裏切る、手打ち手切りのちょっと平たい蕎麦…おいしそうじゃない?まずはそのままズズッ!うん、香りもコシも申し分なし!口の中で蕎麦粉が胸をはってるような、立派な山形の蕎麦だ。ツユをつけズズズッ!ワサビをのせ…あら?ワサビが随分少ないし、粉ワサビかあ…でも。550円なんだから贅沢は言うまい、ズズズズッ!下調べしてなかった分、期待がなかったので満足度も高めである。

少々短かめではあるけど、この平たい蕎麦ってのもなかなかいいもんだなあ…アチコチ食べてて思ったんだけど、細打ちだと咀嚼してるうちに空気が混ざり過ぎちゃって蕎麦の食感を楽しみきれないし、太打ちだとちょっと野暮ったい…そこにきてこの平たいのは、香りと食感を両方満喫できる気がする…あくまで、個人的な趣向ではございますが…

薄めでも風味はしっかりの蕎麦湯をすすりながら青菜漬けをポリポリ…今冬は蕎麦屋巡りのおかげで、色んな青菜漬けを食べ比べることができて何だか嬉しい。この、上手に噛まないと歯にはさまっちゃうのも楽しいんだよな…これから、春夏と漬け物の種類も変わってくのかと思うとワクワクする…あ、テーブルに常備されてる揚げ玉も最後のひと口にパラパラと入れてみたけど、おいしかったです。妙にキレイでウソくさい揚げ玉じゃなく、ちゃんとした天カスでした。ごちそうさま。

再来店の可能性:○
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