三津屋 本店
営業時間:11:00〜20:00
定休日:火曜日
テーブル上の調味料:一味唐辛子
ティッシュの有無:おしぼり
接客:気にならない
画像:せいろそば 580円

思い起こせば8年前…産まれて初めて食べた山形蕎麦が三津屋さんでした。コシはしっかりあるものの、太さは他地方のものと変わらなかったので「普通においしいな」という事以上の感想はもてなかったのですが、今回久々に訪れてみて今までの平凡な印象がどう変化するか…そんな事を考えながら暖簾をくぐりました。

座敷席に腰をおろし、壁に貼られたサイン色紙の数々を見回す…さすが人気店だけあって、有名無名ズラリと並ぶ数十枚…なかには、貼りきれなかったのか、はじっこに重ねて立て掛けられているのまである。品書きを眺めていると「お決まりですか?」と笑顔で女性店員がやってくる。同行の妻が「板そばはせいろそば2枚くらいですか?」と問うと、うまく伝わらなかったのか「男性なら1人で板そば1枚くらいペロリといけます」とか「お2人なら大板そばでも」と聞いてもいない事を教えてくれる…ガイドブックを見てやって来る観光客ならこう言われると板そばを注文してくれるのだろうけど、こちとら地元だ、1枚580円也のせいろじゃ商売の分が悪いだろうけど、せいろ2枚でお願いします。注文に応じながらも「足りなかったら追加もできますんでね」と心遣いいただく。

物産会館そばにオープンした系列店、食べ放題をやってる“そばダイニング でわじ野”のパンフレットを眺める…が、でわじ野最大の売りである「食べ放題」の文字がどこにもない。不思議だな…と思いながら熱い茶をすすっていると、蒸籠の乗った盆が運ばれてきた。

2、3本たぐってズズッとすする。コシは強すぎず蕎麦の香りもあり、微かに例の香ばしさも感じる。ツユにひたしてズズズッ、おっ?ツユにひたすと蕎麦のコシがグッと強くなった…ツユによって冷えたからか、ツユの塩分に粉が反応してこうなるのかわからないが、この方が食べ応えあっておいしいかも…ねりワサビを乗せてズズズッ、もう一度ツユにひたさずズズッ…細さとコシでツルツルと実に食べやすい。

食事中に運ばれてきた蕎麦湯の湯桶がとても大きく、しかも並々と入っている。これを蕎麦猪口に2杯もすすっているとちょうど腹八分といったところで、普通に満足できた。蕎麦で満腹というのも悪くはないが、あまり一度に量を食べるとどうしても口飽きしてしまう気がするので、「足らなかったら別の店でもう一枚せいろを食べればいいや」くらいの気持ちで、基本メニューであるもりなりせいろを一枚きりたぐるのが、自分的には理想的な蕎麦の楽しみ方なのだな…と、改めて確信した次第である。

再来店の可能性:△
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