まねき庵
営業時間:11:00〜18:00
定休日:第1・3火曜日
テーブル上の調味料:一味唐辛子
ティッシュの有無:おしぼり
接客:気にならない
画像:せいろ 550円

国道13号、でんろくの工場から蔵王エコーラインの方に入ってスグ左側にあるお店。店内は広くヒンヤリしており、雑誌の並んだ本棚やテーブルなど窓から射す強い陽射しのせいもあるのだろうが、かなりくたびれ白っちゃけている。そんな窓も、大型車が多く通る道沿いだからしょうがないのだろうが、排気ガスとホコリで曇っており寒々しさに輪をかけている。

品書きを眺め『せいろ』を注文。他のメニューは手打ちうどん、茶そば、ゆずぎりなど…と見ていてハッと気づいた!せいろの大盛りは750円で普通盛りとの差額は200円だが、納豆そば、おろしそばは普通盛り750円、大盛り800円と差額はたった50円…ちょっとこの値付けは…まあ、サービスと取るか、そうでないものとして取るかは人それぞれだろう。

品書きを凝視しつつ各メニューの原価などを邪推していると、盆が運ばれてきた…おや?手打ちにしてはやけに早いな。蒸篭に盛られた蕎麦はそれなりにボリュームあるように感じる。黒いホシは見当たらず、白っぽい…2、3本たぐってズズッ、あまり蕎麦の香りはないが、食感から蕎麦粉が少なくないのはわかる…コシはあまり強くない。手切りなのだろう、細い蕎麦に混じって太いのがあったのでそれだけ口に放り込んでみたら、こっちの方がモッチリとして良い感じ。

さらにたぐってツユにひたす…おおっ?随分と色の薄いツユだなあ…底まで沈めても蕎麦が見える。ズズズッ、う〜ん鰹の香りは弱くないから、これで過不足はないのかもしれないけど、どうも物足りないというか何というか…かけ蕎麦のツユが色薄くても全然OKなんだけど、もりのツユは口に入れた瞬間に醤油のインパクトがポーンときて、後からダシがフワリてのに馴れちゃってるからなあ…最初からフワリじゃ調子狂うっていうか、もちろんボクの好みの問題ですが、例えて言うなら、神社自体がどうであろうと鳥居の色がオレンジじゃ間が抜けて感じちゃう、やっぱし鳥居は真っ赤じゃなけりゃ…と、そんなことを考えてしまう。

ネリワサビをのせてズズッ、大根オロシをのせてズズズッ、蕎麦自体は悪くないんだけどツユの事もあって何を足してもちょっと薄ぼんやりに感じる…こうなると、真っ黄色のタクワンや、その枚数がやけに多いことにまで一言いいたくなってくるな…窓の外には相変わらず大型車が走り、BGMのない店内にはそのエンジン音だけがズズズズズ…と低く響いてく。湯桶いっぱいの蕎麦湯を飲み干し、会計を済ませた。「ありがとうございました〜」注文取りの時は憮然としているよう感じた店員の、やけに愛想いい声を背中で聞きながら、ちょっとホッとした気持ちで店を後にした。
再来店の可能性:△
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